どっちか迷ったら比較しておきたい液タブとペンタブの5つの違い

液タブを買うべきかペンタブを買うべきかで悩んでしまうことはよくあります。

どちらも似たようなものではないかと思うかもしれませんが、比較してみると大きな違いがあるのに気づきます。

決定的な違いが5つあるので確認しておきましょう。

液タブとペンタブの入力面の違い

液タブとペンタブはどちらもインターフェースとしてはペンを使えるのが共通点です。

ペンを当てたときの摩擦の具合や筆圧の高さなども反映してイラストを描くことができる点についても違いはありません。

しかし、入力する面については決定的な違いがあります。

液タブは液晶ディスプレイの上に直接ペンを走らせていく形になっています。

それに対してペンタブでは別に用意したディスプレイを見ながら、専用の入力台の上でペンを走らせていくことになります。

液タブの方が直感的で使いやすく、ペンタブを使いこなせるようになるには月日がかかるのが一般的です。

視差による影響の有無

液タブを使うときには上述のような特性があることから液晶ディスプレイ面を見ながら描くのが基本になります。

ただ、液タブは視差による影響を受けるので気を付けなければなりません。

液タブはディスプレイの表面と液晶面の間に距離があるので、実際にペン先が当たっているところとディスプレイに見えているところでは微妙に位置がずれます。

補正をかけている液タブもありますが、直感から少しずれてしまっていることも多いのが実情です。

ペンタブの場合にはこのような影響を受けることがないのが優れている点でしょう。

特に買い替えをしたときに影響が大きく、液タブの場合には製品によって視差の具合が違うので、買い換えるとまた新たに慣れなければなりません。

しかし、ペンタブなら視差を機にする必要がないので、ディスプレイを見ながら描く技術さえ習得してしまえば、どのペンタブでも同じように描くことができます。

液タブとペンタブの接続における仕様の違い

液タブとペンタブを比較するときには仕様の違いも理解しておくことが大切です。

液タブはもともとパソコンにつないで使うディスプレイとして開発されてきました。

それに対してペンタブはマウスやキーボードと同じ入力デバイスとして開発されてきたという経緯があります。

そのため、液タブは有線でパソコンと接続して使用するのが基本ですが、ペンタブはUSBなどで有線接続する以外にも、Bluetoothなどで無線接続できる製品がたくさんあります。

通信速度を考えるとディスプレイに表示する画像データを無線で送り続けるのは困難なのが現状です。

有線ではパソコンや液タブの周囲を整理する必要が生じるため、普段から手間がかかることは否めません。

有線接続よりも無線接続の方が動かしやすいというメリットがあるので、ペンタブをおすすめする人の根拠としてもよく取り上げられています。

独立性の違い

液タブのペンタブの開発経緯にも関わる部分ですが、独立性についても大きな違いがあります。

液タブもペンタブも基本的にはパソコンに接続して使用するものです。

ただし、液タブの中には独立した形で使用できる製品もあります。

液タブは液晶ディスプレイと入力用のインターフェースが揃っているので、OSやCPUなどを搭載した基盤を組み入れればタブレットパソコンと同じような仕様になります。

このような発想で独立した形で使用できる液タブも生まれています。

持ち歩いて使いたいような場合にはノートパソコンと液タブまたはペンタブを持たなければならないのが普通です。

しかし、タブレットパソコンと同様の仕様になった液タブならたった一つしか持ち歩かなくて済みます。

独立していると配線なども必要がないので便利でおすすめな液タブです。

液タブとペンタブの価格の違い

液タブとペンタブでは価格にも大きな違いがあります。

液タブは液晶ディスプレイが付いているのでペンタブよりも高くなることは否めません。

液晶サイズやメーカーによって価格には違いがありますが、標準的なモデルで5万円前後の販売価格になっています。

独立して使用できる液タブの場合には15万円以上で販売されているのが普通です。

それに対してペンタブは5千円前後の価格が相場で、高いものでも1万円に届くことはあまりありません。

安くてペン入力が可能なデバイスが欲しいというのならペンタブがおすすめできます。

ただ、ペンタブもピンからキリまであるので、安ければ良いと安直に考えてしまわずに用途に合った仕様のものを選ぶようにしましょう。

実際に描いてみると液タブの方が使い勝手が良いという場合もあります。

コストパフォーマンスで考えて液タブかペンタブかを決めるのも大切です。

まとめ

液タブとペンタブは入力面に大きな違いがあることに加え、接続の仕様や独立性も異なっています。

価格はペンタブの方が安いですが、用途次第でどっちの方が使い勝手が良いかは異なります。

安直に安さで選ばずに、コストパフォーマンスで評価して決めるようにしましょう。